M7s MEMO

11th 8月2010

インセプションを観てきた！なんと主題歌にも秘密があった！

by mogunohashi

ある平日にふと仕事の波がザザッーと引きまくり、ぽっかり穴があいた。
なので、急遽お休みをいただいて、映画を見たのがインセプション。

難しい内容だという噂がチラっと聞こえたので、
少し気合を入れて見てみた。
後で詳しく書くが、主題歌にも秘密があったらしい。
当然見ているときは気がつかなかったが、潜在意識では感じていたかもしれない。

インセプションは難しいのか？

映画館で映画を観るときは、意識的に前情報をシャットダウンするのだが、今回は少し入ってきてしまった。

入ってきてしまった内容は「難しい」「マトリックスとオーシャンズ１１を足して割ったような感じ」「リピータが続出」「ドニー・ダーコみたい」といったもの。

内容は全然入って来なかった、というか意識的に避けたのだが「ドニー・ダーコみたい」で完全に落ちましたｗ

ドニー・ダーコは公開時は全然知らなくて、あるとき友人が貸してくれた何かの録画で観て大好きになり、その後やっとの思いで今は絶版のDVDを手に入れたときは、スゲー嬉しくて！！

ま、それは置いておき何回も観たくなる映画ってのに惹かれて観に行ったんです。

内容が難しいと聞いたので、あえて吹き替え版を見ました。
そこにもびっくりがあったんですが、それは後で。

で「難しかったのか」と言われれば、そんなに難解ではありませんでした。
色々アラを探すと気になる箇所もありますが、「ワケわかんない」ということではないです。
むしろ、自分で若干体験したことがあるから、あーそうそうって共感もできる。

だから、難しいかというと、「ま。フツーはわかるよ。」って感じですね。

周りの細かいところろ全部深読みしていくと、大変かもだけど
本筋だけも見れてば大丈夫。

字幕を観るのか？吹き替えを観るのか？

最初に言ったように、モグノハシは吹き替えを観ました。
なぜなら、映画に没頭したかったので、「字幕を読む」という、手間を省きたかったのです。
「観る」「聴く」「考える」に集中したかった。
ただし、吹き替えの問題は「聞き取れなかったときに、置いていかれる」でした。

ま、今回聞き取りづらかった箇所は１つだけ。

コブ「ありがとう」
アリアドネ「何が？」
コブ「やったのって聞かなかったこと。」

ここだけでした。若干展開が早く置いていかれるとこだったｗ
なので、吹き替えでも問題はなし。

むしろ、びっくりしたのが、渡辺謙さんの吹替を渡辺謙さんがしていたコト。
前情報から流れていたようですが、全然知らなかったのでびっくり。
なんか、不思議な感じでした。これも吹き替えだけの面白さですね。

どーしても、デカプリオの生声じゃなきゃイヤだという人なら字幕ですが。

渡辺謙はラスボスじゃないのか？

これも、前情報を詳しくみればわかるのですが、勝手に渡辺謙さんをラスボスというか、黒幕というか、ま、敵だと思い込んでいたのです。

実際はどちらかというと、クライアントであり仲間なんですが。

ここから少しネタバレがありますので。
インセプションを見る予定の方は、飛ばしてください。

大丈夫？
実は渡辺謙さんの出番が意外と少ない。役割は大きいのですが、途中でワケあってほとんど寝てるだけのシーンが多い。あまり、セリフもないし。

これは、すこし拍子抜けでした。
もっと、暴れて欲しかった。

ま、結論としては渡辺謙さんはラスボスじゃない！というコトです。

もう一回観たいのか？

モグノハシに限っては、観終わったあとに違和感もなく、アレなんだったんだろう？も特になかったので、猛烈にもっかい観たい！！！はなかった。
ツッコミどころはありますよ。
これもネタバレだな。飛ばして。

いいかい？
ま、ラストの少し前で、戻ってきた謙さんは、何十年過ごしていたのに、すぐに電話をする約束を約束を思い出して、ピポパするとことか、ロバートは先に戻っているんだから、色々な機材を見られてしまったのでは？とか。

ま、でも全体的には面白かったし、意味不明もそんなになかったし、良い映画だった。
大体ストーリーは頭に入ったので、今度は検証で字幕を観てもいいけど、劇場でなくてもいいかなといった感じでした。

観て損をした気分にはならない映画だったのでモグ的にOKでした。

主題歌の秘密

映画の中で、重要な役割をする曲があり、その曲はフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの「水に流して Non, je ne regrette rien」という。

じつは、この曲をスロー再生すると、なんとインセプションの主題歌にそっくりなのだ。
映画を見終わってから知ったのだけど、このスロー再生すると主題歌って、ある意味映画の中に取り込まれた感じがするのだ。

インセプションを観ただけじゃなくて、一緒に体験していたんだと、あとから気がつかされた。

このビックリも含めてインセプションを観た楽しさなんだと思うと、3Dじゃなくてもちゃんと面白いものを作れるんだと、少し嬉しくなったのでした。

下は、スロー再生でインセプションの主題歌の動画です。

最初に流れるのがインセプションの主題歌
そのあと0:23あたりから0:36が「水に流して Non, je ne regrette rien」
そのあとが「水に流して Non, je ne regrette rien」のスロー再生、そのままスロー再生から主題歌に切り替わっていく。聴くと確かにそっくり。