Kindle for iPhoneのおかげでiタブレットの実現が加速
以前に、AmazonのKindleの話を書きましたが、（以前の記事Kindle for PCの登場で Amazon vs Apple vs Google 激化の予感http://memo.mogunohashi.net/?p=19）
最近「Kindle for iPhone」というの話を聞きました。
様は、Kindleで購入した書籍（デジタルブックか？）をiPhoneで無料で見れるアプリです。
最近のAmazonは上手ですね。
色々なリスクを上手に回避しながら、自分のメリットにしている。
iタブレットはまだ噂でしかないが、
発売されれば、出版業界を巻き込み
紙媒体の再構築になるかもしれないと言われています。
ただ、Appleのiタブレットは正直どう転ぶかまだ分からない商品。
Appleの戦略は、既に成熟し停滞した市場を再構築して、新たなステージへと引き上げ一気のその新しい市場のほとんどを握ってきました。
iPodやiPhoneがそうでした。
なので、デジタルブックといった生まれた間もない市場に
Appleが参入するハズがないという人も多いです。
そんな中、Kindleが英語版しか買えないのに、
突然、全世界にKindleの発売をし始めました。
iタブレットが出る前になんとか、こに市場の主導権を握りたいと
明らかに囲い込み急いでいるAmazonのあせりを感じたのですが、
どうやら、Amazonは、どっちに転んでも大丈夫なように
しっかりとした戦略を持って動いていたようです。
Kindle for iPhoneの登場で、iタブレットの様子を伺っていたひとも
Kindleを買っていい理由をつける事ができました。
Kindleで買っておいて、iPhoneやiタブレットでみたくなったら、
Kindle for iPhoneで見ればいいのだから。
iタブレットがiPhone OSベースだとして。
大体、iタブレットなんて噂なんだから、
ジョブスの気まぐれに振り回されて、待ってなんていられないさ。
という理由もできます。
少なくても、Kindleを買っては駄目な理由はなくなったのです。
さて、一方Appleのiタブレット。
iタブレットのライバルとされていたKindleが
Kindle for iPhoneで逆にiPhoneの力を味方にされてしまいました。
これにより、デジタルブックという市場の圧倒的広がりに
Apple自身も否応無しに協力してしまったのです。
このまま、引き下がる訳にはいかない！
Amazonに良いように使われて、黙っているジョブスじゃーない！！
やろーども、iタブレットを一気に世界に流し込むぞ！！
おー！！！
という訳でiタブレットが世の中に出て行くのでした。
めでたし、めでたし。
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